ミュージアム・ピース ↑ 19世紀のアルルカン・パンツ

GETEMONTS＝外手者達=アウトサイダーと云ふOGブランドを演っておりマスが、

そのキーワードにもなっておりマス、
「道化」＝アルルカンが持つ模様ともなってiLL
ダイヤ柄 サーカスのアルルカン・パンツ出す↑


購入元のヴィンテージ・ショップ曰く、
「19世紀のフランスの物で、その頃の生地やボタンが使われてる」とのこと。
サーカスで実際に道化師が使用していた物の様デス。

古い物のため判別が難しいデスが、
ネップの入る手織のコットンかリネン生地の上に、
シルクかサテンのダイヤ柄の極薄の布を重ねて縫い上げてありマス。

ステッチのピッチの違いや、ハンドステッチによる補修跡、足されたアテ布などから察するに、
このパンツわ代々受け継がれ、様々な人が履いた様で、

その使用に使用を重ねた生地感や全体の雰囲気わ唯一無二。

ウッドボタンやメタルボタン、樹脂ボタンまでの「リアル」な時代の変遷。
archivio.j.m.ribotや
john alexander skeltonのサンプリングソースにして
あのパブロ・ピカソが愛したアルルカンの時代の物デス。


サイズ：ウェスト50cm 股下54cm 裾幅15cm 総丈81cm
写真のENGLAND製のサスペンダーをお付けします。


ベージュ、スカイブルー、ピンクのアルルカン・チェック。

ウェストの花柄模様の当て布や
裏貼りされたブラウン系のチェック生地、
右側に1つだけついたポケットのスレーキ
ボタン1つとっても、素晴らしく美しい。

実演と生活が作り出した形と
時間によって染め上がられた色
とでも云い魔性か。

所謂アルチザン系の服で
風合いや雰囲気を作り出したりわ出来るのですが
やはり山本耀司さんが仰る様に、
人が着込んで造り上げた服には勝てません。

ボタンの糸の堅牢さも服め
まだまだ、タウンユースでも着用可能な逸品。
（空中ブランコわ自己責任でお願いイタしマス）


アルキヴィオと合わせようと
着用目的で購入しましたが、試着のみ。
その美しさに、吊るしでずっと鑑賞しておりました。

いやぁ、
コレほど美しい服にこれから出会うか、わからん。わからん方がイイとジコ坊。


未だ、迷いがありますので
一応、短期の出品と云ふことで。

私、着ない服わ持たない主義デスが、
こう云ふのが１番困りマス。

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